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雨の恵みとフィトセラピー

今日は、リビングから見えるほったらかし庭を素敵なお庭にしたくなって、「お庭の先生」と一緒に苗を買いに行きました(^^)
私は長〜いカタカナの植物の種類が覚えられないんですが(笑)、うちの日当たりや環境に合いそうな苗を一緒に選んでもらったので、これから育てるのが楽しみです。

訪れた植物園は、外のスペースがとっても広くて、しとしと降る雨の中、植物たちが生き生きと呼吸しているように見えました。

梅雨って、ジメジメして憂うつ…というイメージがあるかもしれませんが、こうして雨に濡れて生き生きした植物の姿を見ると「生命力」という言葉がぴったりの季節だなぁとも思うのです。
「庭の雑草が雨が降るとジャングルのようになる」なんて話も聞きますが(笑)、それだけ植物がぐんぐん育つ季節なんです。

雨は、植物にとっては恵みそのもの。根から水分をたっぷり吸って、エネルギーに蓄え、静かに、そして確実に成長していきます。
そんな植物の力を、私たちの日々の暮らしに取り入れられたら良いと思いませんか?

「フィトセラピー」という言葉をご存知でしょうか?
植物の力を活用して、心と体のバランスを整えていく自然療法のことです。

アロマセラピーやハーブテントも、フィトセラピーのひとつ。ハーブティーを飲んだり、森林浴をしたり、畑を耕したり。なんなら、緑茶だってコーヒーだっていい。
植物に触れる時間は、どれもフィトセラピーと言えると思います。
きっと、私たちの暮らしの中にはたくさんの植物の力が溢れていると思います。

雨は、ただの天気ではなく、生命のサイクルの一部。
そして私たちも自然の一部です。植物が雨を受けて成長するように、私たちもこの季節に合わせた過ごし方をすることで、より健やかに過ごせると思います。

雨音を聞きながら心地よい植物の香りに包まれて深呼吸してみる。なんだかやる気が出ない日は、頑張らずゆっくり過ごして自分を整える時間にしてみる。
そんな風に季節に寄り添うこともフィトセラピーのひとつかもしれませんね。

植物にとっては雨の時期は蓄える季節ですが、私たちにとっては「溜め込みすぎず、めぐらせる」ことも大切です。
この時期にぴったりなアロマの香りで、だるく重くなりがちな心を体をスッキリ軽やかにしませんか?

雨音をBGMに受けるアロマトリートメントは、きっと癒しの時間になります。
ご自身を整える、そんな静かな贅沢を味わいに、ぜひサロンにいらしてくださいね。